アスペルガー症候群(ASD)の発達障害があり二次障害となる強迫性障害(OCD)の精神疾患があるならセロトニンがその辛い症状を緩和してくれる可能性があります。
アスペルガーは元々セロトニン不足と言われており、それが原因で強迫性障害を発症してしまう事は少なくありません。
アスペルガーの強迫性障害とは
自閉症スペクトラムと言われるアスペルガーですが、これは脳の機能性障害。
人とのコミュニケーションが上手くいかなかったり興味の幅が狭かったりと様々な問題があります。
強迫性障害とは嫌な思いを払拭しようと無意味な行動を繰り返してしまう事が多いのですが、菌が気になり何度も手を洗ったり、お手洗いがなければと不安になり何度も用を足しに行く・・・
自閉症スペクトラムでなくても強迫性障害は起こるので、障害だけが問題という訳ではありません。
アスペルガーで強迫性障害ならセロトニンは大切
脳の三大神経伝達物質はセロトニン・ドーパミン・ノンアドレナリンです。これらのバランスが崩れると辛いと感じる症状が出やすくなると言われています。
発達障害はセロトニン不足の人が多いのですが、強迫性障害の人も脳の神経物質と言われるセロトニンが不足していると言われています。
発達障害の人が二次障害を引き起こしてしまいやすいのもこれが原因になっている可能性があるのです。
脳の三大ホルモンと呼ばれるセロトニンが不足すると不安を感じたり自分の感情を抑えられなくなる傾向にあり、強迫性障害のように不安を感じてもその不安を抑える事が出来ず無意味な行動を繰り返してしまうのです。
そして不足する原因は不安やストレスを感じる事。
そう考えると何だか堂々巡りのようですが、だからこそ積極的にセロトニンを作るトリプトファンを食べたり簡単に補えるやサプリや運動を取り入れる事が大切なのです。
アスペルガー症候群はそれでなくても理解されず辛さを感じる障害ですが、強迫性障害も持っているなら辛さを軽減させられるよう上手にセロトニンを増やしてくださいね!