カサンドラの夫をみているとアスペルガーな私とは大きく異なりあまりこだわりがないのに驚かされてしまいます。
些細な事にまでこだわる自閉症スペクトラムの私から見れば
「なんて大らかなの???」
と驚く事ばかり。
昔、ランチを食べに行った時の話。
asdの特徴の一つに食べ物に対するこだわりというのがあるのですが、私はいつも行くお店では食べるものが決まっています。
決まった物しか受け入れられない許容範囲の狭さは外食でも同じ。他に美味しそうだと思うメニューがあってもダメ。いつもの物を食べるのです。が、、、
定型発達の夫は違うんですよね。好きなメニューはあってもそのタイミングで店員さんが
「今日のお勧めはこちらになります」
なんて言おうものなら
「じゃあそれで」
中身もさして確認せずに言ってしまうんです!!!
何故それにしたかを聞くと
「おすすめされたから」
とあっさり一言。そんなので食べる物を決めてしまうってすごく太っ腹!!自分の好みじゃなく人のおすすめで選ぶなんてすご~い!!と思う事がしばしばあるのです。
多分これ、どちらかと言えばそんな言葉で動かされる方が普通なんだと思うのですが、私には理解が出来ません。
そして食べた後も一言
「おいしかった♪」
何でも受け入れてしまう夫は私から見ればとても包容力があるように見えるのです。私の事も悩みながらも受け入れてしまう程(汗)
カサンドラになってしまったのは私がアスペルガーだからなのですが、それでも本質と言うか気質は変わりません。
日常生活の色々な部分で「すごいな~」と関心しているんですが、そんな事は気付いてないんでしょうね、きっと(汗)