カサンドラ症候群な夫は明るい時は明るいのですが暗くなるとどこまでもマイナス思考に突っ走る傾向があります。
アスペルガーな私はそんな暗い夫を無視し続けてきたのですが、それがダメだったんですよね~(汗)
カサンドラだからマイナス思考になったのではなく、そうなるには昔から積み重ねてきたものが沢山あったんだと思います。
特にアスペルガーだと気付かなかったので「私は私」が強かったことを思うと、かなり自分勝手な部分があったような気がします。
自分の存在すら不必要なのかも?とまで思わせてしまう自閉症スペクトラムという障害。
そう考えると結構厄介なのですが、自分が発達障害だと知ってもどこが変なのかが分かっていないので改善できない部分も多いんですよね(汗)
何となくうつ病っぽくなった夫を見て慌てた私。
いつも寝てる、ご飯を食べたら寝てる、寝ても寝ても寝てる。
こんな状態を見ればさすがに気付きます、夫がおかしいって事に。逆に言えばそこまでならないと気付かなかったって事なんですよね。
そこらへんから言動が暗くなり、話さなくなり、大きなため息をついてみたり変な所を見てみたりと、結構長い間一人で苦しんできたのだと思います。
さすがにこれでは危険!!と思った私は「夫の気持ちに立ってみよう」と思ったのです。
でもね、これが結構難しい。今まで考えもしなかった事だという事と、自分ではどこが冷たいのかが分からないってのが合わさって、何を変えれば良いかが見えないのです。そこで私が取った手段は怒らないということ。
イラっとしても言わない、腹が立っても言わない、これを今はずっと続けています。
すると・・・、何だか最近は元気そうじゃないですか♪
怒られたくなかっただけ?とも思ったのですが、聞いてみると「その一言が心に突き刺さる」んだそうで(汗)
カサンドラになった夫はアスペルガーの何て事のない一言で心を痛めてしまいます。
もし同じような悩みで相手が苦しんでいるなら、そしてどうすれば良いかが分からないなら、何も言わない事。分からないなりにも結構使える技のようです。