アスペルガー症候群は脳の伝達物質と言われるセロトニンが不足している人が多いのですが、この理由はストレス。
アスペルガーで生き辛さを感じている人は当たり前な事が出来なかったり、人とのコミュニケーションが苦手だったり、何かとこだわりが邪魔をしていたりと数多くのストレスを抱え込んでいます。
これらのストレスが折角作り出したセロトニンを減少させてしまっているのです。
アスペルガーのセロトニン不足は二次障害やうつ病にも
アスペルガーで欝病などの二次障害を引き起こしている人がいます。
私もうつ病やパニック障害と言った二次障害を発達障害と共に合わせ持っているのですが、これにはセロトニン不足が大きく関係しています。
自閉症スペクトラムの人でない定型発達の人でも精神疾患を患っている人は沢山いるのですが、その症状は誰もが非常に辛く感じるはず。
- 発達障害だと気付かず自分がおかしいのではないか?と精神が不安になり病院に行き障害だと気付く
- 以前からうつ病や不眠、統合失調症で病院に通院していたけど、調べたら発達障害だった
このような人が少なくありません。また今でも発達障害だと気付いていない人も沢山いるのでしょう。
これらが生じる原因の一つにセロトニン不足が上げられるのですが、この物質そのものは何もせず体内で作られるものではなく食事やサプリなどから体内に取り込む必要があります。
体内で取り込まれた栄養がセロトニンを作り出してくれる・・・、ストレスが普通の人よりも多い発達障害の人はバランス良くこれらを作らなければならないのです。
アスペルガーがセロトニン不足になるとどうなる?
うつ病などの二次障害を既に持っているならセロトニン不足が考えられます。
二次障害がない自閉症スペクトラムの人が今よりもセロトニン不足になってしまうと
- 目覚めが悪くなる
- 不眠で寝付けない
- 不安を感じやすくなる
- 落ち込みやすい
- 集中できない
- ヤル気が起きない
このような症状は典型的な脳内物質のバランスが崩れている時の症状だと考える事が出来ます。
そしてこれらが悪化すると障害があれば二次障害に、障害がなければ精神疾患へと進んでしまう可能性があるのです。
定型発達の人よりも生まれた時からストレスを感じやすくセロトニンが不足しやすいアスペルガー症候群。
生き辛さを改善するためにも積極的に取り入れたい栄養はやはりセロトニンを作りだしてくれるトリプトファンと言えるのでしょう。
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