アスペルガー症候群(asd)でパニック障害と過呼吸そしてうつ病を患った私。
10年程前のこの時期はかなり辛くパニックの予後不安もかなりあったので出かける事すら出来ませんでした。
そんな中知ったのはセロトニンが不足しているという事。
アスペルガーとは知らなかった頃の話しですが後から発達障害があると知り勉強すると、どれもがセロトニンが不足しているのが原因だったのです。
アスペルガーの検査をすると分かるのですが、自分の中がかなりアンバランスでこれが知らない間にストレスを作ってしまう原因。
そこに何らかの起爆剤がありパニック障害を発症してしまったのでしょう。
電車に乗れない、外に出られない・・・そんな時期は5年程続きました。
アスペルガーでパニック障害なら
パニック障害は原因が分かっていませんがストレスが大きく関与していると言われています。
そしてストレスは自閉症スペクトラムなら必ずと言って良いほどあるはず。
単に寝不足が続いても発症する精神疾患なので発達障害を持っているならいつこうなってもおかしくはなかったのでしょう。
しかし辛いんですよね、本当に。
- また発作が起こったらどうしよう?
- また息苦しくなったらどうしよう?
こんな不安ばかりを抱えて結局家から出る事が出来なくなってしまいました。
発作がなければ元気なのですが、少しでも予期不安を感じると発作を誘導してしまうのか辛い症状が現れます。
体もダルくて一日中寝ていた事もあったのですが、ある時
「これじゃダメかも」
と思った事がきっかけで勉強し始めたのです。そこで知った事は
- 自閉症スペクトラムはセロトニンが不足している
- セロトニンはトリプトファンを含む食べ物やサプリで摂取する
- 適度な運動を心がける
- 日光浴をする
という事。
アスペルガーのパニックがマシになってきた
体の辛さと心の辛さが酷く何も出来ない数年を過ごしていたのですが、勉強する事で得た知識から積極的にセロトニンを作り出すトリプトファンが含まれる食べ物を食べる事にしました。
バナナや豆類、納豆、豆乳などに含まれているので食べる事は難しくなかったのです。
しかし食べ物だけではなかなか緩和しない・・・、そう、必須アミノ酸をバランス良く取らないと効果が期待されないのです。
適度な運動はなかなか出来ず、日光浴は朝の太陽を浴びる程度、結局食べる事からでしか出来なかった私は脳の伝達物質と呼ばれるセロトニンを作るためにバランス良く配合されているサプリメントを取り入れてみる事にしたのです。
薬ではないので即効性はありませんが飲み始めてから2週間ほどで目覚めが良くなったように感じました。
そこから少しずつ改善し今では以前ほど辛いパニックが起こる事もなく、当たり前の生活を過ごせるようにまで改善したのです。
アスペルガーで辛い症状を治したいなら
辛い症状を治したいと考えているなら、軽い運動、太陽の光を浴びるそして食べ物。この3つが大切です。
特に体を作る食べ物は極力トリプトファンが含まれているもの、そしてビタミンB6が含まれている物を一緒に取るように心がけてみて下さい。
あまり食べられない場合や私のようにバランスを考える事が難しいなら、サプリメントは補助食品として優れていると思います。
少しでも早くそれに気付いていれば私は5年もの間悩まなかったはず!!
それでも今は元気で過ごせているのですから、アスペルガー症候群でパニック障害を抱えているなら自分に合ったセロトニンの増やし方を取り入れてみてくださいね。