アスペルガー症候群はストレスの多い発達障害ですが、セロトニンを増やすと楽になります。
もう一つ大切なのは、オキシトシン。仮説段階ですが、アスペルガーの辛さはセロトニンとオキシトシンが増えるととても楽になるという研究結果があるのです。
アスペルガーに期待出来るセロトニンとオキシトシン
セロトニンは幸せホルモン、これはトリプトファンやビタミンB6を食べたり運動をする事で増やす事が出来ます。
ではオキシトシンとは?
オキシトシンとは、人間関係が円滑で心地の良い生活が出来れば分泌されるのですが、このホルモンがセロトニンを活性化させてくれるのです。だからどちらも大切!!
自閉症スペクトラムという障害はコミュニケーションが上手く出来なかったり対人面に多くの問題を抱えていますが、人間関係が今よりも少しでも上手く行き始めるとオキシトシンが分泌されるので辛い症状が緩和され始めるのです。
アスペルガーがオキシトシンを増やすには
このホルモンを増やす方法は
- 家族や恋人とふれあう
- 優しさや親切心を持つ
- 素直な気持ちを持つ
人間関係に関して幸せを感じられるような場面がホルモンを増やしてくれるのですが、発達障害を持っている人にとって簡単そうで難しいんですよね。
私はASDですが、人間関係を円滑にしているつもりが知らない間に定型発達の人とは異なった考え方をしているようで、昔から友達という友達がいませんでした。
子供の頃から人付き合いは苦手、努力しているのに理解してもらえない・・・、きっと同じ障害が持っている人は多少なりとも同じような経験があるのではないでしょうか。
しかし、家族や恋人とふれあう事は私なりには出来ます。優しさや親切心も発達障害なりに持っています。
素直な気持ちはも理解されなくてもあります。しかしこれ、きっと定型発達の人からすれば10分の1程度しかないそうなのです。
だからダメという訳ではなく
- 今よりも1度だけふれあう機会を増やす
- 今よりも1度だけ優しい心を持つ
- 今よりも1度だけ素直な気持ちを持つ
これなら出来そうじゃないですか?
定型発達よりもホルモンが出にくいかもしれませんが、少しずつ積み重ねていけばきっと今よりは良くなっていくのだと思っています。
オキシトシンが増えればセロトニンが活性化する
アスペルガーは脳の機能性障害、だからセロトニンを増やす事でストレスに耐久できる力がつきます。
そのセロトニンを活性化させるのがオキシトシンなら、積極的に増やしたいところ。
生き辛さや二次障害を抱えてしまいやすいアスペルガー症候群ですが、無理せず出来るところからチャレンジです!!
オキシトシンを増やしてセロトニンを活性化させる、是非やってみてくださいね。