アスペルガー症候群(ASD)はセロトニンが不足しがちです。
そんなアスペルガーがセロトニンを増やすならトリプトファンを食べ物やサプリでバランス良く増やしながら、呼吸法も取り入れてみるとより辛さが改善する可能性があります。
アスペルガーが呼吸法でセロトニンを増やす理由
セロトニンと呼ばれる脳内物質は精神をリラックスさせる神経伝達物質の事。
現代人の生活そのものがセロトニンを減少させてしまう傾向にあるのですが、自閉症スペクトラムと呼ばれる発達障害を持っているならなお更です。
普段の生活や対人面でも問題をかかえてしまいやすい自閉症スペクトラムなので、積極的にセロトニンを増やす必要があるのです。
その中でも手軽に出来るのが呼吸法。
呼吸は意識的にこの神経伝達物質を活性化させられる方法なのです。
運動でもそうなのですが、リズム運動のような一定の動きをする動作はセロトニンを増やす事が出来るお勧めの動き方。
発達障害の人は運動が苦手な人も多いのですが、これなら誰にも気兼ねなく一人で出来るので時間がある時に挑戦してみましょう。
アスペルガーがセロトニンを増やす呼吸法
- 椅子などに座りリラックス出来る状態にする
- 10秒ほどかけてゆっくりと息を吐く
- 5秒ほどかけてゆっくりと息を吸う
- 上記を5回ほど繰り返す
たったこれだけです。簡単ですよね♪
呼吸法は数多く研究されていますが、私のお勧めは丹田(臍下5cm程度の下腹部あたり)を意識した呼吸法です。
この丹田、気功などでも意識するのですが人のエネルギーと呼ばれる「気」」が集まる場所の事。
この気を上手くコントロールする事で心身ともに健康になれると言われているのです。
なので丹田に意識を置きながら呼吸法を行うとより効果が期待出来るかもしれません。
アスペルガーは上手にセロトニンを増やそう
道具が必要な運動や手間がかかる方法は、余程でなければ続ける事は難しいですよね。
特にasdという障害は好き嫌いがかなり激しく、嫌いだと全くと言って良いほど続ける事が出来ません。
気持ちをリラックスさせたくても続かなければハッキリいって意味が無い、だからあなたにとって「嫌いではなく」「手間を感じず」「続けられそう」だと思う簡単な方法を選ぶ事が大切。
普段からストレスを数多く感じてしまいやすいアスペルガー症候群は治る障害ではありませんが、食べ物や運動そして呼吸法などを上手く取り入れていけば少しずつ改善していく可能性があるのですから、無理をせず出来る事から初めてみて下さいね!