カサンドラ症候群の夫は口には出しませんがアスペルガーな私にかなり腹を立てている事があったそうです。
アスペルガーは治らない障害なのでそれは今でもあるのかもしれませんが・・・
カサンドラになる前でもあまり言いたい事を言わなかった夫。
自分の中で飲み込んでいたのでしょう。そしてもし私が定型発達ならカサンドラになならず平和で平穏な結婚生活が過ごせていたのかもしれません。
カサンドラがアスペルガーに腹を立てても話しを聞かない
多かれ少なかれ夫婦だったら話しを聞かない事はあるのではないかと思うのですが、アスペルガーは全く聞いていない事があるのでしょう。
何を言われても「じゃあ気をつけるね」と言って聞き流したり、逆に反論してみたりと意見を素直に聞きいれようとはしないのです。
そのため何度言っても同じ事を繰り返すという問題があるのですが、そもそも何が悪いか?どこに問題があるのか?を理解していないというのが問題なのでしょう。
発達障害を持っている人は口で言われた言葉を脳が上手く処理出来ない事が多いのですが、何を言っているか理解出来ないのは本当に理解出来ないのです。
- 何を言っているか分からない
- 何が言いたいのか分からない
- どうして欲しいのか分からない
- 何故それが嫌なのか分からない
分からない事が沢山あるのですが、これを一つ一つ説明してくれると理解しやすいのです。
カサンドラがアスペルガーに何かを伝えるなら
感情的になると気持ちだけが先走ってしまい何を言っているか理解出来なくなるのは当然の事。
ある程度怒りが収まったなら「何を要求したいか」を伝えてくれると上手く伝わるのではないでしょうか。
そしてその伝え方は出来るだけ細かく伝える、もしくは紙に書くと理解しやすいのです。
アスペルガーは物事の背景を読む事が苦手です。伝える時は何故それが問題なのか?どのようにして欲しいのか?などを具体的に伝えましょう。
カサンドラもアスペルガーも夫婦としてやっていくには相反する部分が多いのですが、それでも人生を共にしようと思うなら少しだけお互いが配慮しあう、これが出来ればきっと改善していくはずです。