カサンドラかな?と思ったのはアスペルガーの私でした。
我が家は夫がカサンドラ、そして妻がアスペルガーなのですが、明らかに何かがおかしいと思えるほどだったのです。
- 何となく落ち込んでいる日が多い
- 何だか元気がない
- 日に日に笑顔が消えていく
こんな状況が1ヶ月ほど続き、やっと気付く事ができたのでした。
カサンドラの夫も自分がおかしい事に気付いていた
私がアスペルガーだと知ってから夫も少しだけ一緒に勉強してくれていたので、自分の症状がもしかすると?とは気付いていたようです。
しかしそれ以上に心が折れてしまっていたからか、自分がうつ病だとは考えもしなかったのでした。
私が何をいっても返事は「うん」「ううん」のこれだけ。会話にすらなりません。
「何食べたい?」「何でもいい」「疲れた?」「疲れた」こんな繰り返しばかり、そらおかしい事に気付きますよね(汗)
アスペルガーが気をつける部分
それまでは自分が自閉症スペクトラムだからと言って別にどこを変えるという事はしていませんでした。
今まで通りの接し方、今まで通りの話し方、そして今まで通りの冷たさ・・・
しかし夫がおかしくなった時、さすがにこれではいけない!!と初めて思い改めて発達障害の本を読んで勉強したのです。
特に勉強したのはコミュニケーションのとり方です。発達障害は
- 相手の気持ちが分からず相手を傷つけてしまう
- 言葉をストレートに言い過ぎる
- 相手の背景が読めない
など、自分が気付かない間に相手を傷つけてしまう事があるのですが、私達夫婦の間にもこのような問題があるのでしょう。
気をつける部分が分かってもなかなか出来ない
知識として持っていたとしても、頭の中で理解していたとしても実際出来るかどうかは別です。
分からないのですから気付かない・・・。
そしてやはり知らない間に冷たい言葉を言っていたと知ったのは夫と話し合ったのがきっかけでした。
「私のどこが冷たい?」
「普通なら言わない事でも平気で言うし、絶対素直にうんっていってくれないところ」
素直にうんと言う事は相手の意見を聞き入れるという事。
全てに出来ているかは分かりませんが、気付いた時は聞き入れる努力をしています。
しかし問題は普通なら言わない事、この普通が分からないし今でも分かっていない。
普通なら何を言わないのか?それを伝えるならどうしているのか?これがとても難しいのです。
夫に説明してもらってもさっぱり理解出来ず、きっとこんな当たり前な事が出来ないんですよね。
それでも少しずつ夫のカサンドラがましになってきているので、アスペルガーなりに頑張っているという事なのでしょう!!