カサンドラ症候群の夫は今も時々辛くなるとずっと寝ています。
アスペルガーな私はそれを横目に「申し訳ないなぁ」と思っているのですが、日々の小さな改善でカサンドラが少しでもマシになる事を切に願っているんです。
夫がカサンドラになり特に思うのが季節や気温そして湿度が原因の体調不良。
雨が降ると気圧が変化するのですが、元気な人にとってこの変化はあまり感じる事がありません。
しかし体調不良を感じている人にとって気圧の変化はかなり体がストレスを感じてしまい辛いのです。
先日は雨が降ったのですが、こんな日の夫はずっと寝ています。眠くて寝ているのではなくだるくて寝ているらしいのですが、アスペルガーが原因でなくてもうつ病が重くのしかかってしまう事があるようです。
今までならリビングで寝ていると
- また寝てるの?
- いつまで寝るの?
- ベッドで寝たら?
こんな言葉をかけていたのですが、それすら実はストレスを感じてたそうです。
決して私は冷たい言葉だとは思わないのですが、これは自閉症スペクトラムだからなのでしょうか(汗)
世の中の奥さんなら誰もが口にしそうなのですが・・・
カサンドラの夫が辛くなるシチュエーション
私が冷たい言葉をかける以外で、冷静に夫を見ているとやはり季節や気候の変化でストレスを感じやすい時期と感じにくい時期があるように思います。
雨だから体がだるいのは分かるのですが、他にも季節の変わり目もかなり辛そうです。
冬から春に変わる時期、少しずつ良くなり始めてた頃だったのですが殆ど寝て過ごす日々が続きました。
体調が良い人でもアレルギーが出たり花粉症になったりしやすいので、既に問題を抱えているなら起き上がれなくなるほど辛くても仕方が無いのかもしれません。
また雨が降っていなくても湿気が多い日もかなりだるそうです。ベタベタしやすい梅雨は多分体調が悪くなる日も増えるのでしょう。
カサンドラの夫の心が晴れるには
家にこもる日が多い私達の生活ですが、それでも時々外に出たいと思う事があるそうです。
問題は夫の行きたい場所と私が行きたい場所が違うという事。私も過去に精神疾患を患っているのですが、どうしても行けない場所があります。
人が多く集まる場所は発達障害を抱えている人には辛く、そこに精神疾患が加わると行けない場所になってしまうのです。
考え方も相反すれば行きたい場所も相反してしまう夫婦・・・
折角なら夫の希望を叶えてあげたいのですが思うように上手くはいかないものです。
それを知っているので強引に行きたいとは言いませんが、もう少し気候が安定したなら一度は行こうと考えています。
カサンドラ症候群とアスペルガー症候群、夫は今も辛いけど頑張っています。
問題は山積みですが一つ一つクリアにしていく。そんな思いが大切なのだと思っています。