カサンドラとアスペルガー夫婦ブログ!セロトニンや転職とかの悩みも

カサンドラ症候群の夫とアスペルガー症候群の妻が日々奮闘する夫婦のブログです。片方がアスペだと片方が精神的に弱ってしまう事が多いのですが、我が家も夫は少しうつ病気味。そんな夫をしっかり支えながら夫婦で頑張るアスペ主婦とカサンドラ夫の毎日を書いています。また、自閉症スペクトラムやカサンドラの鬱病にはセロトニンが足りないという事から、仕事が続かない発達障害の転職などについても書いています。

17歳で発達障害と診断された学生さんのアルバイトの経験

17歳発達障害と診断された現在18歳の学生さん。

 

アルバイトの経験はまだ1度しかありませんが、それでも仕事が辛いと感じる事が多かったと言います。

 

しかし学生で発達障害と診断されながら、アルバイトをしようと思ったという事は頑張ろうとしているからなのでしょう。

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しかし、どうしても自閉症スペクトラムな人が抱える問題はそれだけではないのです。

 

自閉症スペクトラムと診断されてから初めてのアルバイト

クリーニング屋さんで土日だけ始めたお仕事は2カ月続きました。

 

給与は時給900円。

 

同じ作業の繰り返しと立ち仕事を辛いと感じていたそうです。

 

アスペルガー症候群にとって同じ作業を繰り返す事はどちらかと言えば得意と言われるのですが、これも人によっては異なります。

 

ルーティンワークが出来ないタイプのASDもいるという結果なのではないでしょうか。

 

社内の人間関係が悪くなければ発達障害も仕事を続けられる

働いていたクリーニング屋さんは、

 

  • 個人経営の小さなところだったこと
  • 働いている人がおばちゃんばかりなので自分だけ孤立することがなかった

 

2カ月継続出来た理由は会社で孤立する事がなかったというのは大きな要因になっていたはずです。

 

殆どが上司や同僚などが理解してくれず孤立してしまい退職する傾向が多いのですが、アルバイトとして2カ月続けられたのはこの人間関係が悪くなかったからなのでしょう。

 

それでもやはり小さな問題があり、

 

「流れ作業なので、自分の担当がいい加減な仕事だと怒られたり、作業が遅いとしばらくは指摘されていました。」

 

アスペルガーなどは慣れたり理解するまでに時間がかかってしまう事が多いのですが、それでも指摘されながら出来るようになっていく事が出来たという事は本人が努力した結果なのではないでしょうか。

 

17歳で発達障害と診断された学生さんが最終的に退職したのは、家出をしてしまいバイトを無断欠勤した事でクビになったとの事。

 

仕事の問題だけではなく家庭やプライベートの部分でも色々と複雑な問題を抱えている事が少なくないのです。